ゴールデンウィークが明けて元気に登校してきた生徒たち。
休み明けから立て続けに、午前中は座学、午後からの調理実習と、1週間はあっという間に過ぎていきました。
5月6日(木)
ホテル日航ノースランド帯広 総料理長 藤原隆一先生による「大根の桂むき」と「豚汁」の日本料理実習。
日本料理の基本の桂むき。正しい姿勢と包丁を上下に小さく動かすのがコツ。薄さは、文字が透けて見えるくらいを目標に!
5月7日(金)
カクテル・ショットバー「a・glass」バーテンダー柴田輝先生による「カクテル講習」と「フルーツカット講習」
はじめに、カクテルの由来や歴史についてお話を頂き、その後、フルーツの飾り切りを教えて頂きました。
りんご、パイナップル、グレープフルーツをペティナイフを使ってのカッティング。断面も綺麗で、食べやすく、美しく盛り付けます。先生のスーツ姿や立ち振る舞いがとても素敵でした。
6月11日(金)には、48期生初めてのフルーツカットコンクールを迎えます。柴田先生に教えていただいたことをベースに、4人1班で考えたレシピをそれぞれ役割分担をし、協力してフルーツ飾り切りの盛り合わせを作り上げ、競います。
生徒たちは、これからコンクールに向けてそれぞれ練習を重ねていきます。当日は素敵な作品を作ってくれることと思います。
5月11日(火)
ラ・ステラポラーレ オーナーシェフ 西澤孝昌先生による西洋料理実習。
メニューは「鶏肉のカチャトーラ」、「マッシュポテト」です。カチャトーラの意味はイタリア語で「漁師風の・・・・』という意味。鶏肉は皮の方から焼き、表面をパリっときつね色に。白ワイン、白ワインビネガーを入れ、煮詰まったらフォンドボー、きのこ、アンチョビを加え煮詰めます。
カチャトーラは鶏肉が柔らかく、最後に加えたバターがよりいっそうのコクを増しました。
5月12日(水)
「美珍楼」専務取締役 鈴木邦彦先生による「軟炸子鶏(若鶏のから揚げ)」と「奶油蝦仁(海老のマヨネーズソース)」の中国料理実習
細やかなご指導をいただき、学生同士支えあいながら料理と向き合います。
春雨を油で揚げて「かご」を作り、その中に盛り付けました。
5月13日(木)
日本料理「八寸」の店主、木幡好斗先生による「海老の三色揚げ」と「野菜の白和え」の日本料理実習
「立て塩」という濃度3%の食塩水を作って昆布を加え、きゅうりと人参をつけてしんなりさせます。
[野菜の白和え]
きゅうり、人参は立て塩、干し椎茸、こんにゃくは煮て味をつけました。材料一つ一つに丁寧な下ごしらえしてから、白和えにしています。
[海老の三色揚げ]
海老は表面にピーナッツ、枝豆、あられをつけて揚げました。いつもの海老が衣を変えて、カラフルに華やかに仕上がりました。