木幡先生に「焼き八寸」を教わりました。
八寸とは、もともとは茶懐石の中の献立名から来た言葉で、
3種、5種を美しく盛りつけた一皿です。
今回は焼き物の三点盛りです。
先ずは秋刀魚の柚庵焼きです。
柚庵地(漬けダレ)を合せ、3枚に卸した秋刀魚を20分漬け込みます。
取り出して軽く水分を拭き、串を打ちます。両側を丸めたものを「両づま」
片方だけ丸めたものを「片づま」といい、どちらの上に切れ目を入れます。
オーブンで3~4分焼きます。
次は海老の黄身焼きです。
海老を下処理し酒水に浸した後、金串を刺します。
サラマンダーで7割焼き、黄身を3回塗り重ねます。
焦がさず、艶々、ぷっくりと焼き上げるのが大事でした。
ししとうは下処理し、フライパンでサッと焼き、醤油で和えてから
天に糸かつおを盛りました。