6月28日~7月1日にかけて、1学期の期末試験が行なわれました。
午前中は座学、午後は実技の試験。
特に実技試験については、毎日放課後に練習してきた成果を見せる時です。
6月28日~6月30日の3日間、西洋料理、中国料理、日本料理に分け、課題となる野菜を指定の切り方で切ります。
西洋料理ではアッシェ、エマンセなど、6種類の切り方が試験となります。
中国料理では絲、片など、普段の生活ではなかなか馴染みのない言葉の切り方、包丁の使い方で、実技試験の中では上位の成績になるのはとても難しいです。
日本料理では大根の桂剥きが課題。新聞紙に載せて透けるくらいの薄さにすることが加点のポイントですが、形にするのは難しい。
食材の扱い方、手早さ(時間を意識した作業)、衛生面、盛り付けのバランスなどに着目しながら採点します。
また、切り方だけではなく、衛生チェックに基づいた身だしなみを守っているか、いかに可食部を多く残しているか、片付けをきちんと行なっているか、なども採点の対象になります。技術を磨くだけが全てではないことも、学校生活や期末試験を通して生徒に学んでもらいたいことなのです。
満足のいく出来栄えになったでしょうか。また、成果を100%出せたでしょうか。
皆さん、お疲れ様でした!