本日の講師は吉田先生です。
「赤飯」「秋刀魚のつみれ汁」「炊き合わせ」の3品を教わりました。
「赤飯」といえば食紅でピンクのご飯、甘納豆が思い浮かびますが
本来は小豆を炊いてその煮汁でもち米に色を着けます。
小豆を炊く前日に水に浸しておきます。豆が指でつぶれるくらいまで柔らかく煮ます。
途中、お玉ですくって豆を空気に触れさせると、発色が良くなります。豆はザルに上げておきます。
もち米を洗い、豆の煮汁に漬けて一晩おきます。
翌日、もち米は蒸し布で包み塩水に浸して軽く絞り、蒸します。途中、塩水で打ち水をし、
しっとりと炊き上げます。豆を加えて盛付けます。
美味しく頂くには沢山の行程があります。
「秋刀魚のつみれ汁」はお出汁に秋刀魚の旨味がにじみ出て、
お塩、醤油、酒のシンプルな味付けでとても美味しく頂きました。
「炊き合わせ」では里芋で六方剥き、かぼちゃで木の葉、えびの3種を炊き合わせました。
皆、真剣に先生の手元を食い入るように見てましたが、いざ自分で仕上げると、
とても難しく、出来映えが様々。
季節を感じる一品でした。